サッカーの「ケガの予防・応急処置」など、メディカルに関する情報をお届けします

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MEDICAL REPORT
メディカルトレーニング
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第二回は発育とトレーニングについてのお話をお聞きしました。
育成年代は発育とトレーニングの関連性がどのように重要なのかを解説していただきました。

発育段階に応じたトレーニング

サッカー選手のトレーニングを考える際には年齢に応じたトレーニングを取り入れる事も、大切なことである。育成年代の指導に欠かせない概念として「発育発達」が挙げられます。指導者は「スキャモンの成長曲線」や「標準化成長曲線(PHA)」などから

  • ①体の各器官の発達のタイミングは異なること
  • ②発育にはスパート期があること
  • ③成長には個人差があること

を理解して、どの年代でどんな体力要素にトレーニング効果が期待できるのかをしっかりと把握しておくことが重要となります。
また育成年代の指導者として注意を払わなければならないことに「傷害予防」が挙げられます。

  • ※傷害=ケガ 特に育成年代に多発する傷害(オスグット・シュラッター病、腰椎分離症)について、傷害の種類とその発生機序についての知識が必要とされます。
  • ※スポーツ外傷:一回の外力を受けて発症する、打撲や捻挫、肉離れや骨折など。
  • ☆スポーツ障害:トレーニングを継続していく中で、明らかな受傷機転がなく徐々に痛みが強くなる、オスグット病や腰椎分離症、アキレス腱炎など。
  • ☆スポーツ障害の発症はトレーニングの質や量に大きな影響を受けます。指導者は発育発達への理解を深め、トレーニング処方の工夫や選手の体調を見る目を養わなければなりません。
※成長期の子供の身長を毎月測ることで、発達段階を4つに分けることができます。

スキャモンの成長曲線

スキャモンの成長曲線
A:プレゴールデンエイジ(〜8才)
神経回路の形成時期    ⇒  楽しさ、興味、サッカーが好きという感覚
B:ゴールデンエイジ(8〜12才)
神経系の発達がほぼ完成  ⇒ 「正確な技術」、「サッカーの基本」の習得
C:ポストゴールデンエイジ(12〜16才)
呼吸-循環器系の発達    ⇒ 「有酸素系の強化」に適した時期
積極的な筋トレはそれ以降に!

育成期トレーニング

*標準化成長曲線(PHV)により個人差あり
育成期トレーニング

補足詳細資料

補足詳細資料
監修:公益財団法人 日本サッカー協会医学委員会
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